DENTAL最前線!

5月もおわりますね。ゴールデンウィークにはじまり、今月はあっという間だったような気がします。

さて、この前の日曜日に、ドイツで三月にあった、国際デンタルショーの発表会に参加してきました。

二年に一度世界中の歯科関係の業者さんが集まって、新しい器具や考え方を発表する、いわゆる見本市です!

今の歯科界では、新しい設備投資として、流行っているものが三つあります。

一つは、CT、歯科用顕微鏡、そしてセレックなどのデジタルセラミックです。

上の写真で行なっているのは、デジタルCTの3次元レントゲン画像と口の中をデジタルスキャンした画像を同期し、

さらに目の前の眼鏡型モニターにその情報を複数提示する!その画像をみながら、あたかも歯根の形が見えている状態でインプラントをうっていなんていう、アニメの世界そのままのことをしているところです。

今のところは、歯科の練習の一つとしてつかわれることが、有望ですが、実際の患者さんに応用されることもそう遠いことではないかもしれません。

デジタルセラミックの世界は、もう実用されて10年以上がたち、ドイツやアメリカではそれほど珍しいテクニックでなくなってきています。

機械の種類もたくさんでてきました。スキャニングはデジタルでおこない、デジタルデータをもとに模型を作らずコンピュータ上で設計、そのデータを工作機会でダイレクトに作成という手法も、定着しつつあります。

ちなみに当院では、設計、色の調整などをドクターが直接行うことで、微妙な形態、噛み心地、透明感とリアルさの追求、そしてスピード感のある治療を行ってまいります。

これらのことを、すすめていくために、夏には世界カドカムセラミック学会でのトレーナー資格の取得のため、北京にいってまいります。

世界的な流れを当院での治療にフィードバックし、よりよい治療、そして予防を行ってまいりたいとおもいます。ご期待ください!

ながくなりました、今日はこの辺で、