バネの目立たない入れ歯とジルコニアのコンビネーション!

埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。
さて、上の写真上の自分の歯は何本写っているか判りますか?

答えは3本です。

奥歯はもう揺れが激しすぎて抜くしかない歯でしたので、抜いた上で、見えている3本の前歯をジルコニアセラミックにきれいに変えました。

ここで、ポイントなのは、
のちに入る入れ歯の歯の並びと歯の形、そして、歯の色を先に考えて、それにあわせて、3番の歯を作ることです。

また、入れ歯は歯に巻きつくようにして、入れ歯が落ちないように維持をとりますので、外しやすく取れにくい引っ掛かり具合の歯を作らないと、後で苦労するということです、

当然それぞれの歯の並行性なども考えて作らないと入れ歯が外れなくなってしまいます。

そうした時、技工士さんに任せて使ってもらうのもいいのですが、なかなか歯の位置の問題や細かな設計などを伝えるのは難しいものです。

この歯は、わたしが(院長)設計し、作製しましたが、そうすると、その辺りのことは口の中で確認済みですし、仮歯もその辺のことを考えてつくってありますから、コピーするにしても簡単です。

歯の色も、患者さんと相談の上、入れ歯の歯の色も含めて決めておけますので、その色に合わせて作ればいいからシンプルです。(まあ、実際にはそこまで先読みしてつくることも、ジルコニアでこの色をピッタリあわせてつくることも簡単ではありません!)

いずれにしても、ビジョンがハッキリしていると、出来上がりも想像しやすいもので、そこに向かって使っていけばこのようにまとまったものが出来上がってきます。

このような入れ歯をノンクラスプデンチャーといい、いわゆる銀色のバネがありません。ですから、通常のお話の時には、まったく入れ歯が入っていることは気づかれないと思います。

さらにジルコニアのいろも、入れ歯の人口歯にあわせることによって、リアル感がさらにでます。

単独で残った歯は、ダメになりやすいですが、作る前に歯石を取りハグキの手当てをしたあと、歯の根の中の虫歯の治療をきちんとした上でかみ合わせで変な力のかからないようにバランスとり作っています。

さらにいれた歯は、ジルコニアですので、脱離も破折も変色もありません。そして、ツルツルが長く続くので、その後の歯ブラシやメインテナンスも楽になります。

ただ、きれいにする治療ではなく、その歯が長持ちしできればやり直しのない、使い捨てにならない治療をしていきたいと思います。

患者さんのいれた後の笑顔がとても自然で素敵でご本人も気に入って下さいました。

入れ歯の治療などに興味のある方は、当院までご相談の予約を取られて下さい。スタッフ一同皆様がリラックスして診療を受けられるよう、用意をしてお待ちしております。

佐藤デンタルクリニック
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