血をサラサラにするクスリと歯科治療


銀歯を!


1時間半でキレイなセレック(セラミック)へ!

もうお盆ですね、みなさまどうお過ごしですか、志木のの佐藤デンタル佐藤です。

今回は、血をサラサラにするお薬と歯の治療についてのお話です。
脳梗塞などを起こされた方や心筋梗塞の既往のある方、恐れのある方が、血管が詰まらないようにするために飲むお薬でバイアスピリンというお薬が出されることが多いです。

脳梗塞、心筋梗塞などの病気は早めに処置をしても、後遺症が残ることも多く、処置が遅ければ死に至ることもある恐ろしい病気です。

高齢化時代、避けては通れない病気ではありますが、一度かかった場合、また血管が詰まらないように、血をサラサラにするクスリを飲むのです。

このお薬を飲むことにより、脳梗塞などのリスクを抑えることができます。ただし、血をサラサラにするということは、血が止まりにくいということにもなります。

ですから、歯科で治療する時は、是非、最初の問診のときに先生にお話ししておいた方が良いとおもいます。

処置中に血が止まらなくなることがあり得るからです。

当然、歯医者さんに通ってる途中で飲むことになった場合も、先生にそうなったことをお話ししてください。

処置に関しては、大体のことは症状にもよりかとおもいますが、できるとおもいます。歯を削る、簡単な歯石除去など特に大きく気をつけなくても大丈夫です。(その方によりますより気をつけなければいけない場合もあります)

ただし、抜歯や小手術などの場合は、注意が必要です。特に親知らずの抜歯などの場合は、色々と考えて処置しなければならないと思われます。

以前は、歯を抜くというと、主治医の先生と相談し、3日から一週間ていど、お薬をやめていただき、抜歯をするということが多かったのですが、
ちかごろ、その指針がかわり、やはり、脳梗塞などのリスクを考えると、薬はやめない方が良いと考えられるようになって来ました。(先生により考え方はまだいろいろです)

やめないで抜くのですから、血が止まりにくい可能性が高く、血が本当に止まりにくいような、腫れていたり、切ったりしなければいけない症例は、専門の大学などの機関に紹介してくださいと、主治医の方からも促されるようになりました。

確かに、歯が痛くて抜いて差し上げることも大事なことですが、その間に重篤な病気を起こしては本末転倒です。歯科医としては難しいところですが、その方の重篤度と、歯の状態を判断して、処置を行うことになります。

ただ、先ほどの書いた通り、通常の処置では、さほど問題はありません。先生にキチンとお話をしておきながら、重篤な状態にならないように、見ていくことがよいでしょう。

また、どうしてもの時は、先生に大学などを紹介していただき、受診する流れも決めておくことも大切かとおもいます。

これからも、血をサラサラにする薬を飲まれる方は増えるとおもいます。自分のこととして、また、御家族のこととして、覚えていても良いのではないでしょうか。

長くなりました、今日はこの辺で、、