歯磨き粉が虫歯を救う!?

 

《前歯二本をオールセラミックに変えました!当院のセレックシステムで最初から最後まで作ったものです》

こんにちは、佐藤デンタル志木の佐藤です。今日は今までにも書いてきた、歯磨き粉の話です!

ここ数年で歯磨き粉は大きな変化がありました。一つは、研磨剤の量や質の変化です。

一時期歯磨き粉の研磨剤の量が多い傾向があり、タバコのヤニや着色はおちやすいのだけれど、そのぶん歯も削れているのではないかという指摘がされることがありました。

そのせいもあり、歯医者さんで、歯磨き粉は、少しでいいんですよと指導されることもあったかもしれません。

しかし、近年、メーカーの努力もあり、研磨剤に頼らず着色などをおとせる歯磨き粉が増えてきました。ですので、多くつけても歯が傷つくようなことはなくなったのです。

また、何回かお話してきた通り、歯磨き粉に入っている、フッ素は虫歯予防に大きな効力を発揮します。その効果は多くの人が想像する以上です。

フッ素は簡単に言えば、傷ついたり虫歯になりかけた歯の傷を治してくれる効力を持っています。だから、歯磨きしたあと、1時間は何も食べない方が良いと言われています。

傷を治す時間が必要だからです。

また、フッ素の濃度も大切になります。この濃度がちょうど良くなるのが、大人であれば歯ブラシの幅くらいのタップリの量なのです。

だから、しっかりつけましょう。

ただ、歯磨き粉が多いのが苦手と言う方もおられると思います。安心してください、もうすぐ、今の1.5倍の濃度のフッ素濃度の歯磨き粉が発売されます。

いままでは、国の法律で制限されてきたものが、緩やかになります。国もフッ素の安全性と効果を大いに認めているということです。

歯磨き粉をうまく使って、虫歯にならないようになりませんか?

詳しいお話は、歯科医院で指導しております。安全にフッ素を使って、治療から予防歯科に移行する、お手伝いをしています。

なんで虫歯になるんだろう?という方も、是非ご来院下さい。

それでは長くなりました。今日はこのへんで。