保険診療について①(保険の白い歯について)





埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。今回は近頃話題の保険診療の中で行う白い歯についてお話ししようと思います。

日本では、10年ほど前からCAD/CAM冠という名前の白い歯を保険で入れることができるようになってきました。素材は強化プラスチックで、硬さもかなり硬いものもあり、当初あったわれるとれるというトラブルも少なくなってきました。

コストは全部含めて1-2万円くらいですので、保険外のセラミックの歯と比べるとかなり低価格でセットすることができます。

これは保険制度が広く普及している日本独自の方法で、外国では普及していません。ですから、低価格で白い歯が入れられるということは海外ではなく、日本人でよかったと思える制度ですね!


先ほども書いた通り、長所としては低価格だということです。しかし、むかしの銀歯ほど安いわけではない(今は金属価格の高騰で銀歯の方が高いくらいです)ので注意が必要です。

では、短所はというと、それはプラスチックということで強度の限界があるため歯を比較的たくさん削らなからばいけないということです。

ですから、例えば神経の生きている歯にかぶせようとするとしみてしまうこともあります。注意が必要です!あとは、柔らかいので比較的傷がつきやすく変色もある程度はしてきます。

ただ、コストを考えれば、これは優れているものだと思います。まだ、適用になっている場所、なってない場所もありますし、噛み合わせや神経との兼ね合いも考えないといけませんが、一考してみる価値があると思います。

当院では、セラミックの治療本数が多くなれておりますので、はずれにくい、しみにくい、保険のCAD/CAM冠をセットするノウハウがあります。

保険の治療であれ保険外の治療であれ丁寧に治療をさせていただきます。一度ご相談いただければ幸いです!