ホントに長持ちする歯をいれよう!

思えば口の中の環境というのは、非常に厳しいと思います。湿度が100パーセント近く、細菌の宝庫で、上下の歯が絶えずあたって物理的に力をかけている。

歯はモノ言いませんが、そのストレスたるや大変だと思います。かわいそうなくらいです。

でも、なんとかなっているのは日々の歯ブラシ(清掃)とストレスが多いゆえの慣れなのです。

だから、症状が出た時には問題は相当大きくなっていることがほとんどです。痛くなった時には、歯を抜くことになったり、神経をとることになるのは必要悪ともいえる慣れの要素が大きいのです。

冷静になれば、歯を抜いたり、神経を抜いたりして嬉しい人はいません。結果論からいえば、鈍感さこそ一番の問題なのかもしれません。

ですから、自分で気づかないところは、プロフェッショナルである客観的に見れる、歯科医に診てもらうことがいいのかもしれません。

歯の痛みに関しては、自分だけで判断するのは危険だと言うかことです。

では、ほんとに長く口の中で持つはというのはどういうものなのでしょう。

これは意外と難しいも問題です。

たとえば、家の寿命というものが意外と難しいのと同じなように、痛いとか外れるとかとかとは別問題の、健全で長く持つということはなかなか難しいものです。

ただ、歯を抜かないで長く口の中でよく噛めるということが大事だとかんがえるならば、話は少し整理されるかもしれません。

まずは、虫歯に罹患した部分を丁寧にとって処置してあること、上に被す部分がキチンとあっていて、必要な強度があること、そして、しっかりと歯と接着(ついてること)が大事だと思います。

このことをことばにするのは簡単ですが、実際に実践するのは意外と難しいものです。

患者さんには、感覚的にわからないこともあります。でも、それが患者そんの一番のぞむであろう、歯の長持ちに繋がるのです。

これは説明する方もなかなか難しく、話した言葉を信じていただくしかない部分もあります。

説明を丁寧にしても嘘くさくなることもあります。

だからこそ、上に書いたような、歯が長持ちする大事な部分は出来る限りしっかり行おうと努力しているし、結果を出そうと考えているとういことは間違いないことです。

皆様も、ご自身の専門分野で同じようなことを感じたり考えたりすることもあるかと思います。

本当に大切なことは言葉にしづらいこともあります、

でも、実はそんなところが大切なのかもしれませんね。