プラスチックとセラミックの違い!その①

埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。今回はよく行われるプラスチック治療とセラミック治療を比べてみようと思います。

一時銀歯が目立つこともあり、銀歯を保険のプラスチックでやり直すことが増えました。今はのプラスチックは入れたときは歯に馴染みがよく透明感もあり少し慣れている先生なら見た目の問題はほとんどないように治療することがができ1日で治療が終わることもあり、優れた治療といえます。

また、昔は接着剤や接着前の前処理剤を塗布するとその後しみることが多く、ドクター患者様双方の問題となっていました。しかし、近年は接着剤も進化しておりシミが出ることもほとんどなくなりました。

では、プラスチック治療をどんどん進めることに問題は全くないのでしょうか。
残念ながらプラスチック治療には、今だに大きないくつかの問題点があります。(ダメということではない)

プラスチックの短所
① とにかく柔らかくて傷がすぐつきます(結果的にプラークもつきやすくなります)
(奥歯に使うとすぐ削れて減っていきます)
② 接着剤で歯とついているのですがあまりに接着面が薄く剥がれやすい傾向があります(そこから虫歯になります)
③ 吸水性が高く変色していきます(最初はきれいなのですが色が濃くなっていく傾向があります)

当然、術者の技術的な問題もあるのですが、噛みあわせが強く歯ブラシがあまり良くない場合には虫歯になったり変色したりあわなくなったりしてしまいやすいのです。

そうならないためには丁寧な治療をしつつ、フッ素を使った歯ブラシ、定期的なチェックとやりなおしがおすすめです。(残念ながら問題なく③年以上持ちのは難しく、人によっては一二年のやりなおしをしたほうが良い場合もあります。

また、現代の虫歯は、表面をフッ素でコーティングされるため以外なほど痛みが出ないことが多く、痛みが出た時には神経を取るほどの大きな虫歯になっていることも特徴です。

今回はプラスチックの特徴をはなしました。保険で白いものをということになるとプラスチックになりますが、その特徴と対処法をわかって選択されると良いと思います。

こまめに見ていけば悪いものではありません。次回はプラスチックとセラミックの違いをお話しします。

佐藤デンタルクリニック
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