埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。当院では、ジルコニアセラミックやガラスセラミックなど色々な種類のセラミックを院内で私(院長、歯科医師)が作っています。もともと、HPに載っている通り、私以外に先生は当院にはいませんし、
結果として、麻酔、歯を削る、治療、型取り(デジタル)、セラミック作製、色付け、口の中での試適、接着、口の中全体とのチェックなど、アシスタントや衛生士の力を借りて、私1人で行っています。
物によっては、外部の技工士さんの力をお借りすることもありますが、9割以上のセラミックは私が作って入れています。
セラミックを作るようになって、7年ほどがたちましたが、今でも至らないところはあると感じますが、それ以上に院内で私が作ることによるメリットを感じています。それはもちろん患者様にとってのメリットということです。
まず、院内で完結することによってスピーディーに歯を入れることができます。通常二週間ほどかかるジルコニアセラミックも二日ほどでセットすることが可能です。
このことにより、細菌の侵入を防ぎ、お痛みが出にくくするとともに、仮の歯での不自由な食事の期間を短くすることができます。また、結果として複数の歯を治療したとしても治療期間が短くなることになります。
これは、当院に来られている患者様も喜んでいただけている部分です。
つぎに、当院ではセラミック作製に際してセレックというドイツ製の機械を導入しています。これにより口の中の型取りが簡単な撮影でおわり、すぐ作製に入れます。
さらに今年導入した技工士専用のセレックソフトにより、繊細で精度の高い設計と作製ができるようになりました。
当院では、口の中の撮影をした後、患者様に出来るだけセラミックのデザイン過程をお見せしています。そのことにより、そのかたによりあった歯の形や高さ、適合などに留意し作っていることがよくわかっていただけているようです。
歯の形は人それぞれであり、噛み合わせまで考えた時には、実際に歯を削り、口の中全体を見ている、歯科医師がデザインを行うことは有利になると考えています。
歯のきわの線を引く場合も、そこに患者様がいるわけですので、確認をしっかりした上で絶対に間違えのない線を引くことができるのです。結局この部分が間違えていれば、その後何をしてもあうセラミックは作れません。非常に大事な部分です。
また、歯の色もそうです。作製する歯科医師がその目で確認して患者様と相談した上で決めています。微妙なニュアンスも、作る本人が見ていますので、エラーが少なくなります。
また、とにかく私自身が納得した歯を入れたいという気持ちが大きいこともあり、二ヶ月ごとに2年以上、セミナー講師も務めている伊藤技工士先生のもとでプライベートなセミナーを開催していただき研鑽を積んでまいりました。
この写真は、先生の作成されたジルコニアセラミックと私の作ったジルコニアセラミックとなります。まだまだではありますが、ここよりさらに精進を重ねて、わたし自身も当然患者様に喜んでいただけるような歯を作っていきたいと思っております。
自院でセラミックを作る場合、ガラスセラミックと言われるものや長石を材料とするプレーンなセラミックが中心となります。
しかし、当院では、海外研修も含めジルコニアセラミックにとかに力を入れてきました。理由はたくさんありますが、とにかく強度が高く壊れにくいからです。また、そのことにより傷もつきにくく、口の中でツルツルが続き気持ちがよく歯垢もほとんどつきません。
結果として虫歯や歯周病になりにくく、皆様にオススメできる素材だと思うからです。(その硬さゆえに扱いは少し難しく扱わない歯科医院もあります)
当院では、ジルコニアのセット本数が1000本をこえ、さらに脱離はせつやり直しなどは、1%以下となっております。安心して治療を受けられてください。
ジルコニアなどのセラミックを院内でドクターがつくることにより、スピード、精度、安定など非常に多くのメリットがあると考えています。
欧米でもジルコニアセラミックの成長は著しく、ジルコニアと一言で言っても入っているものは本当にいろいろです。当院では、学会参加などやセミナー参加等々により最新のジルコニアセラミックを提供させていただきます。
しかし、最後にその歯の使い心地を決めるのは、人間の繊細なアナログの力だと思います。細やかなところにまで気を配り、エラーの少ない治療をおこなっていきたいと思います。
その方にあった、経年劣化の少ないやり直しの少ない歯を希望される方は、考えてみても良いのではないでしょうか。
スタッフ一同、安心して診療が受けられるよう、用意をしてお待ちしております！
佐藤デンタルクリニック
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