インプラント治療の流れ(上の歯までジルコニアを素早く作る)

埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。今回は、インプラント治療についてです。

歯がもともとない、抜かなくてはいけなくて亡くなってしまったなど歯がない場所に行うのがインプラント治療です。

当院のインプラント治療の特徴は、複雑なインプラントの上にのせる歯の部分をデンタル技術をいかして、簡単に素早く作れるところです。

上の写真はインプラントを入れた後の写真ですが、インプラントは大きさがある程度決まっていることもあり、歯の形のようにピッタリにはなりません。

この上にデジタルで型を取り、ジルコニアセラミックをつけていくのですが、

上手く設計作製すればこのように形も色も自然な歯を入れることができます。実際には自然な形を作ることが難しく、さらに他の歯とのバランスを考えると難易度は上がります。

当院では、院長がこうしたインプラントの設計作製も行いますので、患者様の希望に寄り添った歯を入れることが出来やすくなっています。

ではどうやって作るのかと言いますと、まずインプラントを小手術をおこない顎のなかに埋入します。1時間半ほどですみます。その後、骨にインプラントが安定するのを一ヶ月半ほど待ちます。当院では世界シェアNo.1のストローマンという会社のインプラントを用いています。臨床検査なども豊富で最短で骨の状態が良ければ3週間で上の歯を作ることもできます!

さてその後、デジタルで動画のようなものを口の中で撮ります。特殊なポストのようなものをインプラントに立てて動画を撮り、コンピュータ上でこのように合成した3Dグラフィックが出来上がります。(ちなみにインプラントはこんなに実際は長くはありません)上の部分がコンピュータ上にデジタルデータとしてあり、それを合成するのです。

精度は非常によいと思います。

その後、写真のようにその上部のジルコニアセラミックを設計しアナログの石膏模型などなくジルコニアを作製することができます。

いくつかのパーツを一括で設計し、院内にあるジルコニアを削るミリングマシンでけずり、作製します。

実際にはこの後いくつかの工程をへて、このようなキレイなジルコニアセラミックが完成します。それを口の中でセットします。

ジルコニアは、強度も大きく割れにくいという特徴がありますが、精度も非常によくインプラントにはむいています。

ただし、インプラントの上の部分をデジタルのみで使っている歯科医院は、まだ5%もないかもしれません。インプラントの設備だけではなく、デジタル設備も必要ですし知識も必要となります。
さらにそれを完全に院内でドクターが内部で作るというのは、ハードルが高い話です。

当院では、デジタル技術を早くから導入するとともに、ジルコニア技術の研鑽を行ってまいりました。

そのこともあり、インプラントの歯を、ジルコニアで、デジタル技術をもちいて、院内で完全に作ることができるようになりました。

そのことで、結果的に食べやすく物も詰まりにくい自然な歯を提供できるようになったと思います。

これからも当院では、患者様の使いやすく長持ちするツルツルな歯をめざして頑張ってまいります!

埼玉県志木市
佐藤デンタルクリニック
TEL 0484741563
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